用語集

            

ウィスカ対策/ ウイスカ対策

読み方:ウィスカたいさく/ ウイスカたいさく

説明:

「ウィスカ(whisker)」はヒゲ状の結晶の総称で、現場では主にめっき鋼材の表面に発生する金属結晶を指す。この金属系ウィスカが空調に乗って飛散し、電子機器の回路などに付着すると、絶縁不良で不具合を起こす可能性がある。この不具合を防止するのがウィスカ対策で、防災センターやコンピュータルームなど電子機器関係の場所で、仕様として要求されることがある。

具体的な対策例は、次の通り。

◆軽鉄下地:ウィスカの発生リスクが高い「電気亜鉛めっき」の部材を、リスクの低い「溶融亜鉛めっき」に切り替える。(もともと軽鉄下地材はほとんどが溶融亜鉛めっきなので、ボルトやナット類など一部の電気亜鉛めっき品を切り替えることで対応する。)

◆フリーアクセス床:ウィスカに強い「特殊電気亜鉛めっき」の製品を採用する。金属部分を樹脂製のカバーで覆う。 など

  

英単語の読み方の違いで、「ウィスカー」・「ホイスカ」など、他のパターンの呼び名もあります。

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