用語集

            

亜鉛めっき鋼板/ 亜鉛鉄板

読み方:あえんめっきこうはん/ あえんてっぱん

説明:

亜鉛めっきでコーティングされた鋼板。亜鉛の持つ性質から、塗装によるコーティングに比べてはがれにくく、サビに強いのが特徴。
めっき方法によって、次の2種類に分類される。

①「溶融亜鉛めっき鋼板」
溶けた亜鉛の中に鋼板を浸して表面に付着させたもの。めっき層が厚く、耐久性に優れる。代表例は、軽鉄材やトタン板。

②「電気亜鉛めっき鋼板」
電気を介して亜鉛を鋼板の表面に付着させたもの。めっき層は薄いものの均一で、上から塗装した場合に馴染みやすい。代表例は、ボンデ鋼板。溶融亜鉛めっきに比べて、「ウィスカ」と呼ばれるヒゲ状の金属結晶が発生しやすく、電子機器関係の施設に使う場合は注意が必要。ただし、ウィスカの発生を抑えた特殊電気亜鉛めっき品もある。

溶融亜鉛めっき鋼板の派生品として、亜鉛層にアルミニウム等を加えることでさらにサビに強くした「ZAM」・「スーパーダイマ」がある。

  

溶接するとメッキがはがれるので、サビ止めスプレーとかでケアが必要だよ。

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