【kumu2っ記 ‐クムクムにっき‐】
現場的シンデレラ
名作アニメの実写版、
ディズニー映画 『シンデレラ』 を観てきまし
いや~、いい!
良いですよ~。
有名なストーリーを極端にいじることなく、
それでいて子供から大人まで楽しめる仕上がりで、
とってもオススメです。(王子様もカッコよかった!)
それにしても、このシンデレラという名前、
人名にしては、どこの国でも聞いたことないと思いませんか?
実は、継母(ままはは)や連れ子の姉達によって付けられた
意地悪なアダ名なんです。
毎日こき使われ、台所や暖炉の灰にまみれて働き、眠る姿から
「シンダー」(cinder:灰・燃えかす)+「エラ」(ell
「シンデレラ」(Cinderella)。
邦題で『灰かぶり姫』などと訳されるのは、ここから来ているんで
映画での描かれ方も秀逸です。ぜひご覧になってみてください。
ところで、「シンダー」という響き、どこかで聞いた気がしません
そう、現場で床スラブなどに使われる軽量コンクリートの「シンダ
昔は軽量骨材として石炭の燃えかすなどを混ぜていたことから、
シンダーコンクリートという呼び名になったそうで、
まさにシンデレラの語源と同じなんです。
そんなわけで今回は、超メルヘンな童話とマッチョな現場が、
意外なとこで繋がってましたぜ、というお話でした。
見回せば私達の周りにも、体中あちこち汚して健気に働く
ステキ女子がきっといますよ。
現場のシンデレラ、kumukumu一同応援しています!
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