【kumu2っ記 ‐クムクムにっき‐】
キメろ! 指差呼称
電車に乗っていると、運転士さんや車掌さんの
指差呼称によく感心させられます。
特に最近、ひときわ目立って感じるのは
新人さんデビューの時期なのかもしれません。
「前照灯ヨシ!」
「前部表示ヨシ!」
「しゅっぱぁーつ!」
… などと、キレッキレの確認作業は見事です。
私達の現場でも、同じように「○○ヨシ!」と
KY(危険予知)活動を行っているかと思います。
特に最近は、チーム単位だけではなく、
職人さん各自での指差呼称を推進する動きが
広まっています。
そして、話によく出てくるのが
指差呼称すると
ミスが6分の1に減少する
というデータ。
<ヒューマンエラー発生率の実験結果>
「何もしない」… 2.38%
「呼称のみ」… 1.0%(半分以下に減少)
「指差のみ」… 0.75%(3分の1に減少)
「指差・呼称の両方を実施」… 0.38%(6分の1に減少)
これ、「鉄道総合技術研究所」という
JR系の研究機関が1994年に行った実験結果なんです。
やはり元祖ということで、鉄道会社の指差呼称は
冴えているわけですね。
取り組みの効果を示すように、
日本の鉄道の安全性は世界一と言われています。
これは、やっぱり見習うべきでしょう。
独りのKYなんて慣れてないし、ちょっとハズいぜ…
という職人さんも、鉄道マンの勇姿を思い浮かべてみてください。
自分や仲間の命を守る一瞬のキメ技、ぜひ!
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